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山賀 博之 氏1962年生まれ。株式会社ガイナックス代表取締役、監督。
自分にとってアニメは手段
「アニメは社会とは別に存在していると思っていた」と株式会社ガイナックス代表取締役社長、山賀博之氏は語った。しかし、1つのアニメの誕生が本人も驚く程のスピードで世間のイメージを壊し、社会とアニメを結びつけていった。映画監督、アニメーターである庵野秀明氏と共につくった「新世紀エヴァンゲリオン」は、今となっては説明が不要なほど社会現象を巻き起こし、日本のみならず世界に広がっていったアニメである。 アニメは、今や日本のポップカルチャーや新しい輸出産業としても数えられる。このキッカケの1つを作ったのがエヴァンゲリオンを世に生み出した会社「ガイナックス」だ。世間では「エヴァンゲリオン」「ガイナックス」そして、「エヴァを作った男、庵野秀明監督」が注目された。しかしその裏で、学生時代から庵野氏の才能に注目し、起業し社長として会社を支えたのが山賀博之氏である。山賀氏は社長業をしながらも脚本、監督までこなすが、本人は映画、小説、テレビ、アニメ、漫画にも一切興味がなく、「自分にとってアニメは手段」とまで語る。では、なぜアニメ業界に入り「ガイナックス」「エヴァンゲリオン」が生まれたのか。山賀氏のヒストリー、そして新しい野望に迫る。