ロンドンのロイズを始めとしたコーヒーハウスしかり、パリやウィーンのカフェしかり、人や情報が集まる 都市では、時に一つのサードプレイスが世界の仕組みを変えてしまった歴史がある。そんな歴史的な サードプレイスを世界中で見て回ったとき、リアルタイムで世界を変えていくような、クリエイティブな 場所にロサンゼルスやオックスフォード、ボストンで出会った。「これが自分の大学の近くにもほしい!」 と思ったのがキッカケ。
20代~30代: 次の時代の価値観を生み出せるようなカフェとコミュニティーを創る。次のマイルストーンとしては、現在あるLab-Caféを金銭的・人材的にもっとサステナブルなものに仕上げていきたい。4月からは、別の大学で「大学周辺のサードプレイス活用によるイノベーションマネジメント」のシステムデザインをある程度形にしていきたい。研究費などではなく、このチェンジメーカーコミュニティーから生まれたビジネスで生計を立ててられるようになりたい。
30代~40代: このころまで、世界を変え始めている実感がなかったら、自分の感じている「焦り」のようなものの感覚からするにもう遅い。多分、私は日本が好きで、これを「いい形」で残していきたいと考えているのだと思う。とにかく、今の日本の状況に不完全燃焼感を感じていて大変息苦しい。この閉塞感を自分の納得いく形で打破したい。
40代~50代: 成功しているなら、また次の世代に「世界をもっと面白くしていきたい」と考えている奴らがいるはずなので、彼らを応援したい。今、自分が頑張れているのは応援してくれたり助けてくれたりする人たちがいるからで、それをまた下の世代へと受け継いでいけたら嬉しい。
後藤新平:大風呂敷でいい、それぐらいのスケール感を持って生きていきたい。
バード・ルータン:彼のイメージと実行力で人類が可能なことが広がっていく。
宇多田ヒカル
AP BANKの面々