
東南アジアと日本を繋がるビジネス集団をリードする。
- トリワイ チョンチャナ
- 1978年
- 会社員、レストランオーナー、起業家
- facebookページ
@ctrevai
トリワイさんはタイのバンコクご出身。日本へ留学して東京大学で博士号をとった後、大手情報機器メーカーのシスコシステムズに勤め、外資系クラインアントの案件を担当するまさにエリートサラリーマンです。
しかし、土日を含めた就業時間外の間、下北沢でタイ料理屋を経営し、自らも店舗に立って接客をこなす敏腕起業家でもあります。
「タイと日本ではまだまだお互いの文化への理解が浅いです。飲食店は人が文化に触れるもっともポピュラーな場所でしょ。わたしはここから相互交流を深めたいんです。」人柄が偲ばれるすてきな笑顔の奥には、着実に育ちつつある大きな野望がありました。
私は、日本にいるタイ人や東南アジアから来た方に、ビジネス上の問題解決をする機会がたびたびあります。食品、雑貨など東南アジアにあって日本に無いものはとても多く、またその逆もあるわけです。タイや東南アジアに出張するたびに感じていて、その需要も年々多くなってきています。日本品質でタイの品物を流通させるようにできれば、それぞれの国でもっとお互いのことを深く知ることができますし、交流がもっともっと広がると感じたんです。
日本で働きたいタイ人、タイで働きたい日本人が、より簡単にその夢を実現できるようになれば、日本とタイの経済活性化のきっかけが作れるのではないかと思ったんです。
日本に来たばかりのごろ、生活する上で世話になったタイ料理屋の経験を生かして、タイ料理屋 「チャオプラヤ 下北沢」の経営を始めました。日本人がタイ人と一緒に働く環境を作り、日本のサービスレベルで本格タイ料理の提供を目指しています。また、タイの食品・小物の流通路を少しづつではありますが、開拓して、タイの食品、日用品のWeb通販サイト、「タイマート」を立ち上げました。
「チャオプラヤ 下北沢」でもタイマートでもより多くのお客様の声とタイの食品・小物などの需要が改めて分かりました。まだまだ日本の方はタイをよく知らない、タイの方も日本をよく知らないことがあり、大きなビジネスチャンスがあると感じています。
今も毎日、日本にあって東南アジアに無いもの、東南アジアにあって日本に無いものを毎日探しして、その流通をどのようにすればできるかを考えています。モノだけではなくて、地域や慣習の違いもうまく伝えることができないかと思っています。例えば、お店でも、料理や商品の説明を心がけてます。互いの文化の理解を深めながら食べて、使っていただけたら素敵じゃないですか。そんなことを日々目指しています。
今はより多くの同じ思いを持った方と会って一緒にビジネスする機会を増やしたいです。またタイのこと、東南アジアのことを本気で日本に伝えたい、日本のことをタイや東南アジアに伝えたいと本気で思っているスタッフに出会い、一緒に仕事をできるようにビジネスの環境と整備していきたいです。
日本と東南アジアがより近くなって、もっともっと文化の交流、人の交流が増え、日本人、タイ人、東南アジアの方々がアジアと言う地域の規模で自分の夢を実現させる場所を探せるような世の中になります。
20代~30代:
いろんな人に会って話を聞き、本を読んで、出来るだけ多くInputをしてきました
30代~40代:
かたっぱしからすぐに実行できることを実行する
40代~50代:
思いを引き継いでくれるひとを見つけ、経験を共有する
リチャード・ブランソン:ビジネスに対する姿勢とタフさ